(標高750〜800m)面積約2000uに拡張
大根の種蒔き失敗
平成23年の9月1〜3日まで台風の影響で雨が降り、毎年9月5日に蒔いている大根は、土も湿っていて発芽は良好かと思っておりましたが。
1週間ほど経ってから見に行きましたが、発芽率50%ぐらいでしょうか。私としては失敗というところでしょう。
降雨量が多く、土は飽和状態になったのでしょう。粘土分が表面に浮き出て、種を蒔いたあと固まってしまったようです。
発芽率の良い大根も土の表面を固められると駄目ですね。反省。
玉葱の栽培(失敗)
一昨年前に玉葱から芽が出てしまった物を植えておいたものが成長し種子を付けました。それを採取し、昨年の8月末に種を蒔き、順調に苗が成長。
少し大きくなりすぎたとは思いましたが、立派な苗。11月の初めに黒マルチを敷いて苗を植えつけました。順調に生育し5月中旬に次から次ぎへとネギ坊主が出始めたので、それを切り取り様子を見ていましたが、残念ながら、収穫の時期になっても根元は普通のネギの根と同じ。
玉葱も花を付けるようでは失敗と分かった次第です。(反省)
キャベツの栽培
種は10月上旬、苗床に蒔き、10日ほどで発芽するが成長は遅い。
11月中旬には10〜15cmぐらいの大きさに成長するが、成長は止まり冬を越す。
根元が寒さでいたまないように、ワラなどを敷く。
4月上旬、有機資料を散布し、よく攪拌し、マルチ(黒)を敷き、畝幅90cm、間隔60cmぐらいで苗を移植する。
移植後は2〜3回の水遣りが必要であるが、その後の手入れはあまりかからない。しかし、5月に入り、モンシロ蝶が飛び回る頃には、防虫ネットなどで覆う。
キャベツの害虫は、ほとんどがモンシロ蝶の幼虫(青虫)なので、蝶がキャベツの葉にたかるのを防げば、殺虫剤の消毒はしなくてもよい。
収穫は、6月上旬からかたく結球したものを選んで行う。無農薬の取り立てキャベツは甘味もありおいしい。
しかし、時期が遅れてうまく防虫が出来ないときは、青虫に食べられた葉は、レースのようになり、芯の方まで青虫に侵略され、食用にはならない。
他の野菜にも共通するが、連作は好ましくない。やはり、病害虫の原因にもなる。
ネギの栽培
9月中旬、苗床に種を散布し、フルイなどを利用し、むらが無いように土を1cmぐらいかける。2週間ぐらいで、細く柔らかな芽が発芽する。
11月上旬には15cmぐらいに成長するが、冬には葉は枯れる。根が寒さにやられないように、ワラなどを刻み根元を覆ってやる。
3月になると、新芽が伸びてくるので、配合肥料などを少し与える。4月中旬、畑に畝を掘り植え付け、根づく1ヶ月後ぐらいに根元の草を除去し、薄く土寄せを行う。
その後、1度か2度の土寄せを行う。種の採取は、植え付けたネギをそのまま冬を越させ、翌年の5月に花が咲き、種子が黒くなったものを採取する。
ネギの花(ネギボウズ)は、白く小さな花が、固まって丸いボールのように咲き、なかなかきれいである。
花豆
この豆の栽培は標高の高い山間地が適しているといわれていますが、標高800mでの栽培を試みています。
以前、山に登る麓(標高1500m)で栽培されていたのを見たことがありますが、多くのサヤガなっていたのを記憶しています。
種は、6月上旬に蒔きます。畝幅140cm、間隔90cmで二粒蒔きます。
10日ぐらいで発芽し、つるが伸び始めるまでに粗朶を立てます。粗朶の長さは長いほど良いと思います。
風や台風に倒されない程度に粗朶を固定します。後は除草作業が主な作業です。
視覚障害の私にとっては、発芽や大きな葉に特徴があるので、雑草との区別が触れることで分かりやすく作業が容易です。
花は、8月に入ると咲き始め、花に群れる蜂の羽音で分かります。触って見ると、10cmぐらいの房で咲いています。
収穫は10月頃で、さやが乾燥しているものから順に収穫し、それを乾してさらに乾燥させます。
私のところでは、茶色の濃いものと白いものを栽培していますが、同じ数を蒔いても、収穫は茶色の豆の1割ぐらいしか白い豆は収穫できません。白い花豆の収穫を増やすのが今後の課題です。
その他
オクラ、キューリ、ナス、ゴーヤ、豆類などなど季節により栽培
6月に入り、山の畑にそろそろ豆類の種を蒔くためにトラクターで耕してもらい、翌日畑に行くと、ふかふかの表面に大きな獣の足跡。
隣地の桃畑で作業していた叔母さんがやって来て、「やだねえ、こわいねえ。大きな熊の足跡だよ」と教えてくれた。
そこで、「今ごろ出てきても食べるものも無いのにね、まだ桃も食べられないのに」と。
以前は山の畑にはジャーマンアイリスやヒマワリを育てていたのですが、少し色気を出して野菜の栽培に変えつつあります。
ここで山の畑と言っても、山までは距離がだいぶあり民家も20軒以上あるのですが。